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【産経抄】女性の正会員を認めた霞ケ関カンツリー倶楽部 女性第一号は誰だろう 3月22日

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【産経抄】
女性の正会員を認めた霞ケ関カンツリー倶楽部 女性第一号は誰だろう 3月22日

 昭和32(1957)年10月のカナダ・カップ(現ワールド杯)は、日本で開催される初めてのゴルフの国際大会だった。会場となったのが、霞ケ関カンツリー倶楽部(埼玉県川越市)である。

 ▼テレビ中継も初めてとあって、歌舞伎担当のアナウンサーまで駆り出された。「白砂青松(はくしゃせいしょう)の霞ケ関。歩く4人は四千両役者のそろい踏み」。こんな調子で試合の模様をお茶の間に伝えていた。

 ▼30カ国、60選手が参加するなか、下馬評を覆して初優勝したのが「寅さん」こと中村寅吉さんである。寅さんは小野光一さんと組んだ団体も制した。1万人を超えた観客の熱狂ぶりは、今も語り草である。日本人初の快挙は、戦後のゴルフブームの起爆剤となった。

 ▼その舞台となり、2020年東京五輪のゴルフ会場でもある名門クラブが、英断を下した。正会員を「男子のみ」としていた規則を変更して、女性を正会員として認めるという。男女の差別を禁じた五輪憲章に抵触すると、IOCから規則の変更を求められていた。会場をめぐる最大の障害が取り除かれ、25日には五輪で使用するコースが披露される。平成のゴルフブームを巻き起こせるか、期待が高まりそうだ。

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