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【津田俊樹のスポーツ茶論】48歳で亡くなったオリンピアン、宮部行範さん 風を切り裂く豪脚を惜しむ

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【津田俊樹のスポーツ茶論】
48歳で亡くなったオリンピアン、宮部行範さん 風を切り裂く豪脚を惜しむ

アルベールビル冬季五輪のスピードスケート男子1000メートルで銅メダルを獲得した宮部行範さん=1992年、フランス アルベールビル冬季五輪のスピードスケート男子1000メートルで銅メダルを獲得した宮部行範さん=1992年、フランス

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 2020年東京五輪・パラリンピックの開催が決まってから、レガシー(遺産)、レジェンド(伝説、言い伝え)という言葉をよく耳にする。五輪に無縁だった人々までが、時流に乗ろうと安易に使うのを聞くと、違和感を覚える。

 この10年近くで、五輪運動の普及と発展に心血を注いできた、古橋広之進JOC元会長、上田宗良元副会長、岡野俊一郎元専務理事ら重鎮が逝ってしまった。

 東京招致決定後、東京都、組織委員会、政府のなかに埋没して、JOCの存在感は薄い。選手強化と国際連携を推進する「将来構想」という行動指針を発表したが、具体性に欠ける。五輪開催まで、あと3年となり、竹田恒和会長をはじめ、職員は大会成功の原動力となるという気概と実行力をみせてほしい。

 志半ばで旅立った宮部強化部副部長のレガシーを受け継ぐためにも。

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