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【主張】東芝の決算再延期 背負う責任の重さ認識を

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【主張】
東芝の決算再延期 背負う責任の重さ認識を

 今年度末で負債が資産を上回る債務超過に陥る見通しだ。そうなれば東証1部から2部に格下げとなる。投資家や市場の混乱を避けるため、経営再建の道筋などを丁寧に説明すべきだ。

 同社は原発や防衛関連など日本にとって重要な技術を保有している。東京電力福島第1原発の廃炉処理でも、東芝の原発技術は欠かせないものだ。課せられた責務の大きさを忘れてはならない。

 東芝の動向は、米国で原発を建設するWHの経営を左右する。それだけに、米政府も強い関心を抱く。訪米した世耕弘成経済産業相が米商務長官らと会談し、緊密な情報交換で合意した。日米間の連携をもっと進めるべきだ。

 同社は稼ぎ頭の半導体事業を分社化し、過半の株式を海外企業などに売却する。それで資金を確保できるとしても、海外への技術流出リスクが残る。政府系金融機関などが新会社に出資し、日本に一定の技術基盤が残る方法を探ることも求められよう。

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