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【日曜に書く】ゴルフは“悪”じゃない 論説委員・鹿間孝一

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【日曜に書く】
ゴルフは“悪”じゃない 論説委員・鹿間孝一

 “女人禁制”の議論はさておき、一般のゴルファーがなかなかプレーできない会員制のゴルフクラブより、開放されたパブリックコースの方がオリンピックの舞台にふさわしく、レガシー(遺産)になるという意見には一理ある。

 東京五輪は再びのゴルフブームの起爆剤になりうるからだ。

 ◆「利用税」撤廃を

 1957年に霞ケ関CCで開催された国別対抗のカナダ・カップで、日本は中村寅吉、小野光一のコンビが団体で優勝、中村は個人優勝も飾った。やはり国際大会のインパクトは強く、ゴルフ熱に火をつけた。

 その後、尾崎将司や青木功らの活躍でゴルフブームは頂点に達したが、このところゴルフ人口は減少の一途である。

 日本生産性本部が発行する「レジャー白書2016」によると、ピークの1992年には1480万人だったのが、2015年には760万人とほぼ半減した。2兆円に届くといわれたゴルフ市場も9千億円を割ったという。

 団塊世代が定年を迎え、ゴルフ場から足が遠のいた。一方、若者はあまりゴルフに関心を示さない。レジャーが多様化しているのと、やはりゴルフはお金がかかるからだろう。

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