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【日曜に書く】ゴルフは“悪”じゃない 論説委員・鹿間孝一

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【日曜に書く】
ゴルフは“悪”じゃない 論説委員・鹿間孝一

 大宅さんは生涯、一度もクラブを握らなかったそうだが、娘の評論家、大宅映子さんは大のゴルフ好きというから面白い。

 10年ほど前に雑誌に書いた「ゴルフは『悪』じゃない」という一文がある。

 「何だって“ゴルフ”はこんな悪役になってしまったのか。ゴルフがあまりに高額なために、個人の財布では賄い切れず、会社持ちがフツーになったのが不幸の始まりで、汚職や不祥事にゴルフは付き物になってしまった。(略)こんな日本式ゴルフをもって、ゴルフをたたかないでほしい。ゴルフの神様は苦々しく思っているに違いない」

 ◆五輪を起爆剤に

 大宅映子さんは、日本のゴルフの健全で堅実な改革に貢献できるようにと発足した「日本ゴルフ改革会議」の議長を務める。

 2020年東京五輪のゴルフ会場を、霞ケ関カンツリー倶楽部(埼玉県川越市)から若洲ゴルフリンクス(東京都江東区)に変更するよう申し入れた。

 伝統ある名門コースとして知られる霞ケ関CCは、正会員が男性に限定され、原則として女性は日曜日にプレーができない。これに国際オリンピック委員会(IOC)が「あらゆる差別を認めないIOCの精神に反する」と、大会組織委員会に改善を要請した。

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