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【日曜に書く】ゴルフは“悪”じゃない 論説委員・鹿間孝一

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【日曜に書く】
ゴルフは“悪”じゃない 論説委員・鹿間孝一

 先に訪米した安倍晋三首相をトランプ大統領は「昼食をともにするより、一緒にゴルフコースを回る方がよく知り合える」とゴルフ場のあるフロリダの別荘に招いた。1・5ラウンドもプレーしたというから、よほど意気投合したのだろう。

 安倍首相の祖父の岸信介元首相も、当時のアイゼンハワー大統領とゴルフをして、ともにシャワーを浴びた。「大統領ともなると、嫌なヤツとも笑いながら話をしなければならない。ところがゴルフは、好ましく思う相手でないと一緒にやれないものだ」とアイゼンハワー氏は語ったという。

 60年の時を超えてのゴルフ外交は、日米の絆をより堅固にした。

 ◆「緑の待合」の呪縛

 だが、一部に批判があった。折からトランプ大統領が発したイスラム圏7カ国からの入国禁止令にブーイングが起きていた時期で、「ゴルフに興じている日本の首相の姿は誇れるものではない」(蓮舫民進党代表)。

 どうも日本ではまだゴルフへの偏見があるようだ。その理由は、ジャーナリストの故大宅壮一さんがゴルフ場を「緑の待合」と呼んだからではないか。半世紀も前の流行語なのに。

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