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【黒田勝弘の緯度経度】漂流する韓国外交どこへ 懲りずに中朝の大陸勢力と歩調か、それとも日米の海洋勢力と組むのか

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【黒田勝弘の緯度経度】
漂流する韓国外交どこへ 懲りずに中朝の大陸勢力と歩調か、それとも日米の海洋勢力と組むのか

 中韓関係がひどく冷え込んでいる。韓国が北朝鮮への備えとして米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」を導入したことに対し中国の“報復”が拡大しているからだ。韓国マスコミは中国人観光客の訪韓中止や中国での韓国商品ボイコットなど、その被害ぶりを連日、大々的に伝えている。

 中国の報復がはた目にも異様なのは、中国進出の韓国企業ロッテに対するいじめだ。なぜかというと、ロッテが韓国で所有していた土地(ゴルフ場)をTHAADの配備先として韓国軍に提供したからだ。

 THAADの配備先は地元の反対に遭い、ロッテがゴルフ場提供(交換売却)をOKしてやっと決まったという経緯がある。北朝鮮の軍事的脅威にさらされ、国民皆兵の“軍事大国”である韓国でも、近年、米軍や韓国軍の基地をめぐっては必ずといっていいほど地元住民や反政府勢力による反対運動が起きる。

 中国はそうした韓国の足元を見ながら、からめ手でロッテをスケープゴートに韓国を揺さぶっている。

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