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【主張】GPS捜査 最高裁の判断に疑義あり

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【主張】
GPS捜査 最高裁の判断に疑義あり

 刑事司法の大きな目的は社会の治安と安全、公平性を守ることにある。犯罪は摘発されなくてはならない。不正は正されなければならない。捜査機関には十分な捜査手法が与えられるべきだ。最高裁の判断には、首をかしげざるを得ない。

 裁判所の令状なしに衛星利用測位システム(GPS)を容疑者の車両などに取り付けた捜査の違法性が争われた連続窃盗事件の上告審で、最高裁は「プライバシーを侵害し得る」「公権力による私的領域への侵入を伴う」などとして、「違法」と判断した。

 その上で、現行法で定める「検証許可状」(令状)を用いることには「疑義がある」とし、今後もGPS捜査を行うためには、新たな立法措置を講じることが望ましいと述べた。

 令状がなければGPS捜査はできないが、令状は出せない。GPS捜査はできない、と述べているに等しい。

 判決では、裁判官3人の補足意見として立法には一定の時間を要するため、「ごく限られた重大な犯罪捜査」では「高度の必要性」を要求した上で、令状の発付もあり得ると付け加えられた。

 これも分かりにくい。

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