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【石平のChina Watch】「ロッテを地獄に落とそう」バッシングで露呈した中国の帝国主義的体質 いずれ日本企業も標的に

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【石平のChina Watch】
「ロッテを地獄に落とそう」バッシングで露呈した中国の帝国主義的体質 いずれ日本企業も標的に

韓国ソウルの中国大使館付近で開かれた集会に参加し、米軍のTHAADの早期配備を求める人々=2月15日(AP) 韓国ソウルの中国大使館付近で開かれた集会に参加し、米軍のTHAADの早期配備を求める人々=2月15日(AP)

 中国で今、韓国企業ロッテに対するバッシングが猛威を振るっている。

 ことの発端は韓国における米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の配備である。米韓間で配備が決まって以来、中国政府は異様な執拗(しつよう)さで猛反発しているが、その論理は実におかしい。韓国が国土防備のために防御用の迎撃システムを配備することに対し、中国は自国の攻撃用ミサイルが無力化されるとの理由で「中国の安全に対する脅威」だと主張する。あたかも、凶器をもった強盗犯が民家の戸締まりを「脅威」だと騒いでいるかのようなものである。

 このような横暴な外交姿勢は中国という国の帝国主義的体質を十分に露呈しているが、こうした中で中国は、韓国の一民間企業に対しても牙をむいてきたのである。

 先月27日、ロッテ経営陣が韓国政府からの要請を受け、THAAD配備への土地提供を決めると、中国政府主導の「ロッテバッシング」がすぐさま始まった。

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