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【主張】森友学園問題 不適切な働きかけ検証を

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【主張】
森友学園問題 不適切な働きかけ検証を

 学校法人「森友学園」(大阪市)の小学校用地取得問題で、学園側から政治家への働きかけが表面化した。

 自民党の鴻池祥肇参院議員が、学園理事長夫妻から用地取得をめぐる陳情を受けていたことを明らかにしたもので、謝礼を渡されそうになったことも紹介した。

 極めて不適切な行為であり、子供たちが安心して通える学校の担い手とは思いがたい。

 松井一郎大阪府知事も、用地にごみが埋まったままであるとの認識を示し、小学校の設置認可は困難だとの見解を示した。

 大幅に減額された国有地売却をめぐる疑問と併せ、十分な経緯の検証が必要である。

 鴻池氏によると、平成26年に学園理事長夫妻と面会した際、紙包みを手渡され、現金入りの可能性があると思い返したという。

 学園理事長は、商品券を渡そうとしたと説明したが、「お見舞い」だったとするなど、食い違いがある。いずれにせよ、金品を用いて用地取得を政治家に働きかけていた状況は否定できまい。公の場できちんと説明すべきだ。

 敷地内にごみがあるまま、子供の健康への懸念を考えない姿勢にもあきれる。

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