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【主張】東京マラソン 見る側も「安全」の主役に

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【主張】
東京マラソン 見る側も「安全」の主役に

 首都を3万6000人のランナーが駆け抜ける東京マラソンは26日、号砲が鳴る。

 東京都庁をスタートして浅草、銀座などの観光名所を巡るコースは、沿道で約160万人が観戦する見込みだ。特に、今年からゴール地点となるJR東京駅前は混雑が予想される。

 約6000人の警備体制で臨む今大会は、2020年東京五輪・パラリンピックの予行演習と位置づけてもよい。運営主体の東京マラソン財団や警備に当たる警視庁は、万全の態勢で安全な大会運営に努めてほしい。

 各ランナーには今年から、参加認証コードが付いたリストバンドの装着が義務づけられる。替え玉の出走によるトラブルや、テロを防ぐためだ。沿道には監視カメラを増設し、携行型のカメラを付けた警備員も、昨年から倍増の50人となる。

 爆弾テロで多くの死傷者が出た2013年4月のボストン・マラソンは、記憶に新しい。五輪招致で東京が掲げた「安全・安心・確実」の公約を守る上でも、安全確保は最優先の課題だ。そのためには、観客や地元住民の協力も欠かせない。

 ゴール地点には、約1000席の特別観覧席が設けられる。飲料検査機の導入により、観客が持ち込めるのは安全が確認された飲み物に限られる。沿道では、住民による巡回チームも組織され、安全確保に目を光らせる。

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