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【スポーツ茶論】3年後、2度目の東京五輪をどう伝えるのか 別府育郎

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【スポーツ茶論】
3年後、2度目の東京五輪をどう伝えるのか 別府育郎

東京五輪(左)とパラリンピックのエンブレム「組市松紋」(「Tokyo 2020」提供) 東京五輪(左)とパラリンピックのエンブレム「組市松紋」(「Tokyo 2020」提供)

 日々のハイライトはサトウハチローが詩に切り取り、例えば陸上100メートルはこう詠んだ。《ピストルの音がした時は/手足のはえた風となり/ゴールにつきささる時は光にかわる/これが百メートル競走だ》

 生き生きとした競技の描写のみならず、世相も伝えていちいちが面白く、読み飽きることがない。

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 3年後、再び東京五輪が開催される。新国立競技場の建設問題やエンブレムの白紙撤回、競技会場の見直しなど、後ろ向きのニュースばかりが目立ち、どんな大会になるのか心配にもなるが、人ごとではない。

 2度目の東京五輪をどう伝えるのか。新聞にとっても正念場だろう。あの時代にできて、今できないことは。今こそできるものは何か。残された考える時間は、かなり少ない。

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