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【女子の兵法】「東京大改革」の要諦は「当たり前の都政」を取り戻すことにある 東京都知事・小池百合子

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【女子の兵法】
「東京大改革」の要諦は「当たり前の都政」を取り戻すことにある 東京都知事・小池百合子

小池百合子知事 小池百合子知事

 今月から「孫子」ならぬ「女子の兵法」と題し、コラムを担当することとなった。

 わが国の首都であり、人口や経済規模などが一国に匹敵するメガシティーを守る都知事として、東京の今を分かりやすく伝えていくことができれば幸いである。

 世界や産業が大転換する中で東京が生き残るためには、これまでの延長線をなぞるだけでは間に合わない。これまでと「切り口」を変え、戦略的に臨まねばならない。

 知事室の並びにある特別応接室の壁には安井誠一郎氏以来、歴代の都知事の写真が並ぶ。それぞれの時代で東京を守り、育ててきた面々である。

 これを眺めるとき、私は先達の労苦に敬意を表しつつ、時代の変化を先取りする「東京大改革」を実践することが私に課せられた責務だと感じる。

 昨年夏の都知事選は、私にとって「退路を断つ」覚悟で臨んだものだ。政党推薦もなく、手勢も皆無に等しかった。連日、テレビで展開された政治の「プロ」による分析は「無謀な挑戦」と冷たいものが多かった。しかし、どうだろう。都内各地で見知らぬ個人が緑の「旗」をあげ、それが一人、また一人と日増しに増えていった。都民が求めているニーズや期待は「プロ」の経験則を超えていた。

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