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【産経抄】文科省天下り斡旋「万死」どう償うのか 2月9日

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【産経抄】
文科省天下り斡旋「万死」どう償うのか 2月9日

東京・霞が関の文部科学省(菊本和人撮影) 東京・霞が関の文部科学省(菊本和人撮影)

 「ゆとり教育」の旗振り役となり、後に「ミスター文部省」と呼ばれるようになる寺脇研さんは、昭和50年に入省している。まず驚いたのは、全省規模で職員が参加するレクリエーションの多さだった。

 ▼ソフトボール大会から将棋大会まで、秋には応援合戦が繰り広げられる運動会がある。各局対抗で順位を競い、「マルブン(文部省)一家」の一体化につながったという(『文部科学省』中公新書ラクレ)。

 ▼寺脇さんは、11年前に退職している。文科省の強い家族意識は、今も残っているようだ。なにしろ、歴代事務次官がルール違反を承知していながら、組織を挙げて退職者の「天下り」を斡旋(あっせん)していたのだから。

 ▼「キャリアとノンキャリアが一体となって働く」との指摘も、うなずける。それどころか再就職斡旋の枠組みづくりに、次官ら事務方トップは、ノンキャリアの人事課OBに依存していたようにも見える。

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