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【正論】年頭にあたり 恵まれた国、未来志向の若者…大いなる楽観が将来を開く 日本財団会長・笹川陽平

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【正論】
年頭にあたり 恵まれた国、未来志向の若者…大いなる楽観が将来を開く 日本財団会長・笹川陽平

日本財団会長・笹川陽平氏(栗橋隆悦撮影) 日本財団会長・笹川陽平氏(栗橋隆悦撮影)

 近年、CSR(企業の社会的責任)に代わる企業の社会貢献策として注目されるCSV(共通価値の創造)も、江戸時代に近江商人が確立した経営哲学「三方よし」(売り手よし、買い手よし、世間よし)が、その精神を先取りしている。株主の利益を第一とする外国企業と違い、日本企業の多くは300年を経た現在も定款で「社会貢献」をうたっており、CSVの受け皿は十分、整っている。

 「悲観論者はあらゆる好機の中に困難を見つけ、楽観論者はあらゆる困難の中に好機を見つける」(ウィンストン・チャーチル英元首相)という。新たな秩序確立に向け国際社会が激動する中、日本が大きく変わる好機である。

 恵まれたこの国の特性や、次代を担う若者の意識の高まりを前にすれば、日本の将来を悲観する必要は全くない。

 大いなる楽観こそ、この国の将来を切り開く、と確信する。高齢者も含め、皆が明るい希望を持って努力すべきときである。(日本財団会長・笹川陽平 ささかわようへい)

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