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【ん!?】壁画は「冒険のはじまり」

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【ん!?】
壁画は「冒険のはじまり」

 鍾乳洞とか風穴とか、そんな地下空間が好きで、あると入らずにはいられない。といっても軟弱者なのでハードな冒険はいらなくて、観光レベルのドキドキで十分。派手すぎる色つき照明とか、しょぼくれたロウ人形とかあってもいい、というか、あってほしい。自然の産物でなくて防空壕(ごう)やトンネルも悪くない。なんなら公園の土管でも。

 そういう穴的な場所に魅力を感じるのって、じつは自然なことなのかもしれない。東京・上野公園の国立科学博物館で「世界遺産 ラスコー展」を眺めながらそう思った。4歳の次男が「恐竜見たい」というので博物館を訪ねたら、たまたまやっていたのだ。メイン展示は実物大の複製壁画。バイソン(野牛)やウマ、シカ、サイなどの動物たちやトリ人間(!?)が色彩あざやかに描かれた空間を体験できる。写真でしか知らず、こんな感じかなぁと勝手に想像していた壁画が、迫力満点のサイズだったことに驚く。画力も相当なもの。全然落書きのレベルじゃない。現代人の鑑賞にも堪えられる「作品」だった。

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