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【産経抄】日本一「当たる」と評判の西銀座チャンスセンター…「宝くじの神サマ」と呼ばれた人が開設した売り場だった 11月25日

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【産経抄】
日本一「当たる」と評判の西銀座チャンスセンター…「宝くじの神サマ」と呼ばれた人が開設した売り場だった 11月25日

年末ジャンボ宝くじを買い求める人たち=24日午前、東京・銀座 年末ジャンボ宝くじを買い求める人たち=24日午前、東京・銀座

 きのうの雪には驚いた。0センチとはいえ、11月の東京都心での積雪は観測史上初めてだという。にもかかわらず、銀座の一角には、例年通り長い行列ができていた。

 ▼日本一「当たる」と評判の西銀座チャンスセンターで、「年末ジャンボ宝くじ」を買い求める人たちである。この売り場は、旧勧業銀行出身で「宝くじの神サマ」と呼ばれていた故片岡一久さんが、昭和35年に開設したものだ(『宝くじ戦争』大山真人(まひと)著)。

 ▼宝くじの歴史をたどると、戦争末期の20年7月、戦費調達のために発売された「勝札」に行き着く。名付け親は、やはり片岡さんである。もっとも、抽せん会が開かれた8月25日には、「負札」と呼ばれるようになっていた。第1回の宝くじが売り出されるのは、それからわずか2カ月後である。

 ▼目的は、復興資金の調達と国民の購買力を吸収してインフレを抑えることに変わっていた。1枚10円、1等賞金は10万円である。宝くじと命名されたのは賞金のほか、綿布やたばこなど、当時の日本人にとって宝物のような副賞が付いていたからだ。その後、片岡さんのアイデアと賞金の高額化で、宝くじの人気はすっかり定着した。今や1等賞金と前後賞をあわせると、10億円に達している。

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