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【社説検証】国連の新事務総長にグテレス氏 手腕への期待で5紙一致 前任者の潘基文氏を厳しく評価した産経・読売

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【社説検証】
国連の新事務総長にグテレス氏 手腕への期待で5紙一致 前任者の潘基文氏を厳しく評価した産経・読売

国連難民高等弁務官時代の2011年、ケニアの難民収容所で、ソマリアから来た難民らに囲まれるグテレス氏(AP) 国連難民高等弁務官時代の2011年、ケニアの難民収容所で、ソマリアから来た難民らに囲まれるグテレス氏(AP)

 国連総会は13日、今年末で任期を終える潘基文事務総長の後任に、ポルトガル首相や国連難民高等弁務官を務めたグテレス氏を任命した。総会に先立つ安全保障理事会での選出(6日)を受け、5紙が社説(産経は「主張」)を掲載した。

 各紙は、米露の対立で打開の道が見えないシリア内戦や深刻化する難民危機、北朝鮮問題、テロ拡散といった混迷の度を増すばかりの国際情勢に一様にふれつつ、新事務総長に大きな期待を表した。

 「首相7年、国際機関トップとして10年の経験を基に、難題解決へ各国を導くべく手腕を発揮してほしい」「グテレス氏に落ち着いたのは、難民問題に対する国際社会の強い危機感があったからだろう」(ともに産経)、「難民高等弁務官時代、本部組織をスリム化し、現場の活動を増やした。発足70年を過ぎ、肥大化や非効率化が指摘される国連の改革への手腕も期待される」(毎日)、「国際的な舞台で豊富な経験をもつ人物だ。強いリーダーシップをふるって国連を活性化し、山積する難問にとりくんでほしい」(日経)-。いずれも、グテレス氏のこれまでの経歴に裏付けられた能力を見据えた主張だ。

 今回の選出方法についても5紙はそろって支持、賛同の声をあげた。

 従来の事務総長の人選は、拒否権を持つ安保理の5常任理事国が行うのが実態だった。それが「密室」との批判を呼び、今回初めて候補者の公募と公聴会が導入された。

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