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【主張】国語世論調査 「心の交流」重視は健全だ

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【主張】
国語世論調査 「心の交流」重視は健全だ

 カタカナ語の浸透度が高まっている傾向も明らかになった。「リベンジ」が61・4%と、「雪辱」の21・4%を40ポイントも上回った。「アスリート」は「運動選手」より約13ポイント高い。

 ただし70歳以上では、カタカナ語と漢字語の形勢は逆転する。高齢世代では十分に定着していないカタカナ語もあることを踏まえ、話し相手によって言葉を使い分ける工夫が求められる。より伝わりやすい言葉を使うことは、相手への思いやりにも通じよう。

 「ら抜き」言葉のうち「見れる、出れる」を使う人の割合は22年度調査より増え、伝統的語法とされる「見られる、出られる」の割合を初めて上回った。「られる」は受け身や尊敬、可能などを表す助動詞だが、「ら抜き」にすれば可能の意に限定され、意思が明確になることから、幅広く使われているものと思われる。

 とはいえ言葉というものは、書き言葉と話し言葉の別やTPO(時と場所と場合)に応じて適切に用いることが肝要である。「ら抜き」に限らず注意したい。

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