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【ソウルからヨボセヨ】日韓のはざまで生きたロッテ 「韓国史を美化した映画」まで配給したのにこんな目に… 「親日」?企業の悲哀

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【ソウルからヨボセヨ】
日韓のはざまで生きたロッテ 「韓国史を美化した映画」まで配給したのにこんな目に… 「親日」?企業の悲哀

報道陣に囲まれる辛東彬(日本名・重光昭夫)氏(中央)。ロッテグループはお家騒動から疑獄事件の舞台に=20日、ソウル(AP) 報道陣に囲まれる辛東彬(日本名・重光昭夫)氏(中央)。ロッテグループはお家騒動から疑獄事件の舞台に=20日、ソウル(AP)

 ロッテは日韓を中心に幅広く経済活動をする多国籍企業である。その創業者の次男で、同社を率いる重光昭夫氏が韓国検察の取り調べを受けた。

 昨年、経営権をめぐり内紛が起きた際、韓国国会に呼ばれ、「ロッテは韓国企業なのか日本企業なのか」という意地の悪い議員の質問に、「韓国企業です」ときっぱりと答えていた昭夫氏の姿が印象に残る。

 この夏、日韓のはざまで悲運の生涯を送った韓国人王女の映画「徳恵翁主」がヒットした。日本統治時代の朝鮮に生まれ、日本に留学し結婚したが、心を病んで戦後、韓国に戻り亡くなった。問題となったのは、彼女が抗日運動に関わっていたというフィクション仕立てだったこと。これに日本側からではなく韓国から批判の声が上がった。「無名の人物こそ史実に忠実に描かれるべきだ」「行き過ぎた美化である」と。

 この映画を配給した会社が、ロッテ系列の「ロッテエンターテインメント」だった。ソウルの日本人社会で話題になったのが、同社が特別上映会を開催したことである。招待客は韓国駐在の各国大使ら外交官だ。

 「韓国の近現代史を理解してもらうため」とするロッテ側。だが、映画内容は正確な近現代史ではない。わざわざ上映会をセットして何をアピールしたかったのだろう。(藤本欣也)

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