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【主張】リオパラ閉幕 東京目指し競技力向上を

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【主張】
リオパラ閉幕 東京目指し競技力向上を

 選手個々の努力に過剰な期待をかけるには、限界がある。

 競技団体の財政基盤の弱さや、人材不足も改善すべき課題だ。

 ハンドボールから転向して1年半で銅メダルを手にした陸上女子400メートルの辻沙絵のように、埋もれた才能の発掘や適正競技との出合いの場を設けるなど、強化策の立案や戦略構築には専門スタッフの充実が欠かせない。

 一方で、障害者スポーツに対する企業の関心は高い。日本障がい者スポーツ協会によると、同協会のオフィシャルパートナーは13年12月の7社から、現在は26社に増えている。さらに数社が関心を寄せているという。パラ競技の商品価値が認められた結果だろう。

 「失ったものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ」。これがパラリンピックの精神であり、哲学である。東京までの4年間、大会準備とともに、この精神で競技力の強化も進めたい。

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