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【主張】常軌逸した三菱自 根本から社内体質見直せ

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【主張】
常軌逸した三菱自 根本から社内体質見直せ

 三菱自動車の燃費不正をめぐり、4月に問題が発覚した後に同社が実施した再測定でも、8車種でデータを操作していたことが分かった。

 あれだけ厳しく批判を浴び、トップが謝罪しているついたての向こうでは、再び不正操作が行われていたことになる。

 あきれるほかない。国土交通省も「常軌を逸する事態だ」と指弾し、不正の経緯解明と再発防止策の見直しを指示した。三菱自の企業体質に根本的な病巣があるとしか思えない。

 日本が誇る「ものづくり」への信頼を揺るがす深刻な事態である。三菱自が自ら体質を改革できないのなら、来月にも筆頭株主となる日産自動車が責任を持って改革に取り組むべきだろう。

 三菱自は軽自動車の燃費不正が判明した後、他車種でも不正がなかったか調査した。その再測定でも国交省が示した方法を現場が守らず、良い燃費データが得られるように操作していた。

 このうちの1車種については試験も行わず、過去のデータを流用していたという。

 いずれも国交省の立ち入り検査で分かった。報告書は「再測定結果をかさ上げしようとした意図が疑われる」と指摘している。

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