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【正論】必修化盛られた小学校のプログラミング教育の問題点とは 同志社大学教授・三木光範

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【正論】
必修化盛られた小学校のプログラミング教育の問題点とは 同志社大学教授・三木光範

同志社大学教授の三木光範氏 同志社大学教授の三木光範氏

 政府の新成長戦略に必修化が盛り込まれた小学校のプログラミング教育について、文部科学省の有識者会議での議論のとりまとめ報告が6月に公開された。2020年度から実施予定の次期学習指導要領で導入が検討されている。

 現代社会は情報化社会で、小中学校という義務教育で何を教えるべきかについては、時代の変化に対応した新たな試みが重要である。既に多くの国々で小学校段階から情報通信技術を学び、自分の思い通りにコンピューターを動かすためのプログラミング教育を必修または選択科目としている。

 日本では情報エンジニアが不足し、このままでは世界から取り残されるという危機感があり、それが義務教育でのプログラミング教育の必修化政策を生んだ。これについては賛否両論あり、インターネットで検索することができるので、ここでは述べない。

 ≪小学校の必修化には反対≫

 私は次の観点から小学校でのプログラミング教育必修化には反対する。それは「物事にはそれを学ぶ最も適切な年齢がある」こと、および「情報化社会を生きていく上で新たに学ぶべきことは多いと思うが、プログラミング教育はそれに適していない」からである。

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