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【編集日誌】ロッキード事件は「昭和」そのもの…幕を引く重み

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【編集日誌】
ロッキード事件は「昭和」そのもの…幕を引く重み

 田中角栄元首相の逮捕から40年、数々の証言を基にした連載「角栄逮捕-40年後の証言」で、「田中角栄とロッキード事件」の大きな年表を見ていて、かなり薄れていた記憶がよみがえってきました。

 平成7年2月22日。年表の最後の出来事です。田中氏と事件の幕引きとなった最高裁大法廷判決。当時、最高裁担当として、膨大な資料を読み込み、関係者宅にも足を運んで、記事を書きました。昭和の大事件に最後の最後で関わる機会がくるとは予想もしないことでした。

 検察担当として東京佐川急便事件からゼネコン汚職へと特捜事件を追いかけた後でしたが、ロッキード事件はもはや時代の一部のようで、どこか重みの違いを感じたのを覚えています。連載を通じて昭和という歴史にも思いをはせていただければ幸いです。(編集長 蔭山実)

                   

 ◇おことわり 「編集日誌」は「編集局から」に衣替えし、毎週日曜日に掲載します。次回は31日です。

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