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【主張】参院選あす投票 平和と繁栄守る選択を 眼前の危機を直視しているか

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【主張】
参院選あす投票 平和と繁栄守る選択を 眼前の危機を直視しているか

 世界の中で日本はいかなる状況に置かれているか。それを考えながらあすの参院選に臨みたい。

 もとより、消費税増税の再延期とその後の対応という経済、社会保障が争点の選挙である。

 しかし、日本がいかにして自国の平和と安全、国民の生命と財産を守っていくか。不断に取り組まねばならないテーマについて、切迫度を増していることから目をそらしてはならない。

 1億2400万人の国民が暮らす日本は、大きな台風が近づいてくる洋上で荒波にもまれる船に例えることができる。その認識こそが大いに問われていよう。

 ≪抑止力構築をどうする≫

 選挙戦の論点に沿えば、安全保障関連法の制定など日米同盟の抑止力を強化していく近年の安全保障改革の流れを進めるか、それを止めるかの選択である。

 参院選の公示直前、中国の軍艦が尖閣諸島(沖縄県)周辺の接続水域や口永良部島(鹿児島県)周辺の領海に侵入した。海上保安庁の巡視船では太刀打ちできない軍艦を中国が投入し、尖閣危機は一段と深刻になった。6月中旬には、これまでよりも尖閣方面へ南下してきた中国軍戦闘機が攻撃的飛行をしたため、航空自衛隊の戦闘機と空中戦の一歩手前までいく事態になった。

 日本が手をこまねいていれば、尖閣は奪われ、次は先島諸島や沖縄本島が危うくなる。

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