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【主張】戦後70年談話 首相は「過去の断罪」排せ

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【主張】
戦後70年談話 首相は「過去の断罪」排せ

 安倍晋三首相が戦後70年談話の作成に向けて設置した有識者会議「21世紀構想懇談会」が、報告書を提出した。

 これを受け、首相は終戦の日の直前に談話を発表する意向とされる。

 談話には米国や中国なども関心を抱いている。国際秩序の守り手として日本が世界に寄与する姿勢を示す、未来志向の内容となることを期待したい。

 未来へ進む土台となる歴史をめぐる表現には、英知の発揮が必要である。過去を一方的に断罪した村山富市首相談話は、日本の名誉と国益を損なってきた。その轍(てつ)を踏んではなるまい。

 首相は6日の広島市での記者会見で、「日本が今後どのような国になるかを世界に発信する」と談話の目的を表明した。さらに「先の大戦への反省、戦後の平和国家としての歩み、アジア太平洋や世界へのさらなる貢献を書き込む」と語った。妥当だろう。

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