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【異論暴論】世界遺産-「強制」に勝ち誇る韓国、むざむざ騙された日本 河野談話以上の禍根に 正論9月号

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【異論暴論】
世界遺産-「強制」に勝ち誇る韓国、むざむざ騙された日本 河野談話以上の禍根に 正論9月号

 いったい何のための世界文化遺産登録だったのか。国連教育科学文化機関(ユネスコ)での「明治日本の産業革命遺産」(福岡など8県23施設)の登録劇である。終わってみれば韓国から「日本が“強制労働”“強制連行”を公の場で認めた」と世界中に大宣伝されているのだ。

 日韓間では1965年の国交樹立時に解決済みの問題で、そもそも戦時中の自国民徴用は国際法で強制労働とはならない。何より悲しいのは、近代国家として歩んだわが国の誇りある歴史遺産を世界が公認する話のはずが、“奴隷労働”の拠点のごとくすり替わったことである。

 「登録決定で日本は勝った。しかし歴史戦で惨敗した」と述べたのは久保田るり子・産経新聞編集委員。いったんは登録への協力姿勢を示しながら、突如掌(てのひら)を返す韓国外交のやり方には辟易(へきえき)するが、西岡力・東京基督教大教授が指摘する通り、「韓国政府が対日歴史戦を公式に宣言したのは盧武鉉(ノムヒョン)政権にさかのぼる」。「歴史戦」が繰り広げられているという意識に欠け、ナイーブな譲歩を重ねて、結局は罠(わな)に嵌(は)まった日本の外交にも言葉はない。

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