産経ニュース

【オリンピズム】64年東京のいまを歩く(17)オリ・パラ教育推進校 持続可能な教育を模索する

ニュース コラム

記事詳細

更新

【オリンピズム】
64年東京のいまを歩く(17)オリ・パラ教育推進校 持続可能な教育を模索する

 いま、自分たちの普段の生活でもできる「おもてなし」って何だろう?

 先生の問いかけに一斉に手が高くあがった。

 「お年寄りや困っている人に席を譲る」「大きな声で挨拶する」「横断歩道で止まってくれた車にお礼をいう」「ゴミを拾う」…

 40人の生徒たちが次々と立っては答えていく。さらに個人の意見を基に班ごとに話し合い、教室全体の目標を決めるのだ。

「オリ・パラ教育」を推進する八王子市立横山第二小学校の上田隆司先生。丹羽秀樹文部科学副大臣も授業参観に訪れた

「オリ・パラ教育」を推進する八王子市立横山第二小学校の上田隆司先生。丹羽秀樹文部科学副大臣も授業参観に訪れた

 ここは東京都八王子市立横山第二小学校。6年1組担任の教諭、上田隆司は熱心にオリンピック・パラリンピック教育に取り組む。

 横二小は昨年度、東京都のオリ・パラ教育推進校となり、300校から600校に拡大した今年度も引き続き推進校に選ばれた。

 昨年は1学期を「心の教育」とテーマ設定。筑波大学で「おもてなし学」を講じる江上いずみを特別講師に、相手を思いやる心や挨拶のあり方などを学んだ。

 「相手の目をみて『こんにちは』と挨拶してから頭を下げる分離礼。言葉と同時に頭を下げる同時礼。どちらがより丁寧か、横二小の子供たちはよく理解している」。何度か同校を訪れた江上は吸収力に驚いた。

 2学期は「国際理解とスポーツの実際」。1班1国運動で64カ国の文化などを学び、全校で「横二リンピック」を開催、学年を超えてスポーツ交流した。

続きを読む

このニュースの写真

  • 64年東京のいまを歩く(17)オリ・パラ教育推進校 持続可能な教育を模索する

「ニュース」のランキング