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【主張】株価2万円台 期待を本物にする経営を

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【主張】
株価2万円台 期待を本物にする経営を

 企業業績の改善を背景に、東京株式市場の日経平均株価が一時15年ぶりに2万円台をつけた。

 景気の先行指標とされる株価の上昇は、いまだ持続的な回復に確信を持てない企業や消費者の心理を好転させる追い風となろう。

 まずは、これを好機とし、期待先行とされる相場を、実力の伴う力強いものに発展させていかねばならない。

 それには守りの経営から脱却し、攻めの姿勢に転じる努力が求められよう。収益力を高めて設備投資や所得・雇用を増やす。それを消費につなげて経済全体の底上げを図り、実感の伴う景気回復を着実に果たしていきたい。

 今の株高は、国内だけでなく海外の投資家の期待にも支えられている。円安や原油安の後押しもあって、自動車や電機などを中心に過去最高益を見込む企業が相次いでいるためだ。

 多くの企業が資本を効率的に使う経営で「稼ぐ力」を回復させてきたことも、日本株への期待につながっているようだ。

 原油安などで経済環境に追い風が吹いている間に、この流れを確実にすることが肝要である。

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