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【主張】教科書検定 偏向是正を授業に生かせ

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【主張】
教科書検定 偏向是正を授業に生かせ

 来年4月から使われる中学校教科書の検定結果が公表された。

 教科書編集の指針となる検定基準が改正され初めての検定である。日本の領土や歴史について他国の主張ばかり強調する偏向した内容の是正が進んだことを評価したい。実際の授業に生かしてもらいたい。

 新検定基準では、政府見解や確定判決を踏まえることや、見解が分かれる事柄はバランスよく取り上げることを求めている。こうした当たり前のことが守られず、どこの国の教科書か分からない記述が少なくなかった。

 国益にかかわる日本の領土に関しても、これまで竹島や尖閣諸島について「日本固有の領土」とはっきり書かない教科書があった。今回は申請段階から日本の領土として歴史的経緯も含めた記述が大幅に増えたことを歓迎したい。

 竹島については、地理、公民のほとんどの教科書で韓国により不法占拠されていることが明記された。これまでは「韓国との間に主張の相違がある」などと書きながら不法占拠に言及しない教科書が多かった。教師も、領土の歴史を含めて、生徒に分かりやすく教えてもらいたい。

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