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【甘口辛口】外国勢抑え優勝した田中が世界選手権“落選”にあきれる

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【甘口辛口】
外国勢抑え優勝した田中が世界選手権“落選”にあきれる

昨年11月の横浜国際でオンゴリ(左)と競り合いながらゴールの山下公園に入る田中智美(代表撮影)

■3月13日

 「理屈と膏薬(こうやく)はどこへでも付く」とはよくいったものだ。11日に発表された陸上の世界選手権マラソン代表の選考方法で、ふと思いだしたことわざだ。女子は先日の名古屋ウィメンズで2時間22分48秒(3位、日本人1位)の好記録を出した前田彩里ら3人が選ばれたが、昨年11月の横浜国際で優勝した田中智美が落選した。

 3つの選考レースで、優勝したのは田中だけ。2時間26分57秒のタイムも、大阪国際3位(日本人1位)で選ばれた3人中3番手の重友梨佐(2時間26分39秒)とは条件面を考えれば甲乙つけがたい。しかし、外国勢を抑え優勝しながら選ばれなかったのはどう考えてもおかしい。

 40キロからケニア選手と一騎打ちになり、ラストで勝負を決めたのに序盤で先頭集団を追わなかったのが重友に比べ消極的だったとの選考理由にもあきれる。それも作戦で、最終的には優勝につながった。「消極的では選ばない」と前もって言っていれば別だが、レースの組み立てまで持ち出すとはまるで“難癖”だ。

「頑張って優勝しても代表になれない」と選手がやる気をなくさないか…

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