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【産経抄】どこのジョージア? 10月7日

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【産経抄】
どこのジョージア? 10月7日

 旧ソ連の一つだった「グルジア」は、かつての独裁者スターリンの出身地である。おいしいワインの産地としても知られる。まもなくこの国を、「ジョージア」と呼ぶことになりそうだ。

 ▼今月下旬に来日予定のマルグベラシビリ大統領から、安倍晋三首相に変更の要請があれば、日本政府は受け入れる方針だと、読売新聞が報じていた。グルジアはロシア語、ジョージアは英語の読み方である。

 ▼グルジア政府は、2008年にロシアと武力衝突して以来、呼称を変えるよう各国に働きかけてきた。かつてロシア語はグルジア語とともに公用語でもあったが、今では大半の学生が英語を学んでいる。しばらくは、アメリカ南東部のジョージア州と混同する人もいるかもしれない。

 ▼国名表記といえば、1989年のビルマからミャンマーへの変更が記憶に新しい。こちらは、英語表記から自国語表記に改めた。人口の7割を占めるビルマ族の支配を象徴するものだ。他の民族からのこんな反発も、背景にあったらしい。

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