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【北海道震度7地震】停電でストップの「せり」再開 札幌中央卸売市場

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【北海道震度7地震】
停電でストップの「せり」再開 札幌中央卸売市場

地震で休止していた水産物や野菜の競りが札幌市中央卸売市場で復活した。水産棟でマグロの競りをおこなう市場関係者ら=8日午前、札幌市中央区(宮崎瑞穂撮影) 地震で休止していた水産物や野菜の競りが札幌市中央卸売市場で復活した。水産棟でマグロの競りをおこなう市場関係者ら=8日午前、札幌市中央区(宮崎瑞穂撮影)

 市場に、せりの勢いのある声が戻った。札幌市中央卸売市場(札幌市中央区)は8日、地震による停電などで一時中止していたせりを、2日ぶりに一部再開した。

 市場は地震発生後の6日早朝、停電のため懐中電灯で照らしながら一部の魚の相対取引を行ったが、せりは中止。魚は氷で保冷して対応した。同日午後には電気が復旧したが、流通や受け入れ状況が不明なため、入荷状況を見極めながら8日朝に再開を決めた。

 午前5時15分、高級魚のマツカワのせりが開始。通常なら1キロ3500~2500円だが、千円近く安く競り落とされた。大手卸売の「カネシメ高橋水産」(札幌市)高級グループの斎藤裕也主任は「2日も品物が止まっていては廃棄するしかなかったため、ほっとしました」と話した。

 青果もせりを再開した。札幌みらい中央青果の菊地一弘常務取締役は「40年来、市場にいるが、こんなことは初めて。停電の影響で本稼働していない大手スーパーと違って、町の八百屋さんは自分で仕入れて売るから、積極的に買っている」と復旧状況を説明した。

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