産経ニュース

新たな“自殺ゲーム”世界中でじわり拡散 ネットユーザーを脅迫・洗脳、「モモチャレンジ」要警戒

ニュース 社会

記事詳細

更新


新たな“自殺ゲーム”世界中でじわり拡散 ネットユーザーを脅迫・洗脳、「モモチャレンジ」要警戒

インド東部オディシャ州で、地元警察が開催した自殺ゲーム「モモチャレンジ」に注意を呼びかける授業(警察の公式ツイッターより) インド東部オディシャ州で、地元警察が開催した自殺ゲーム「モモチャレンジ」に注意を呼びかける授業(警察の公式ツイッターより)

 ただ、この大学生が世界中での事件の首謀者というわけではなく、あくまで流行に“乗った”だけだ。犯人は同時多発的に発生しているもようだ。

課題のネットリテラシー向上…インド政府は

 インド政府がモモチャレンジの啓発や対策に躍起になっているのは、インターネットを適切に使いこなす知識や能力である「ネットリテラシー」の低さが問題となっているためだ。

 代表例の一つが、ネットでの情報を安易に信じた結果、無実の人に対してリンチに至るケースだ。

 北東部アッサム州では6月上旬、「子供を誘拐した男がいる」という情報が通信アプリ「ワッツアップ」を通じて拡散。たまたま道を尋ねた男性2人が誘拐犯と誤認され、暴行を受けて死亡した。インド国内で6月以降だけで同種の事件で少なくとも30人以上が殺害された。

 インド政府は、国内で2億人以上が利用しているワッツアップが情報拡散のツールとなっていることから、運営業者に不適切な情報を削除するよう求めているが、それでもフェイクニュースを信じ込む人は絶えない。

 国内の専門家からは「あやふやな情報は信じないよう啓蒙(けいもう)していかなくてはならない」との声が上がるが、インターネットに氾濫する情報にどう接するかは世界的な課題でもあるだけに、即効性のある対策は難しそうだ。

「ニュース」のランキング