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【被害者・遺族は問う】(6)横浜OL殺害事件 渡辺保さん(69) 娘と妻に「胸張って報告できる」

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【被害者・遺族は問う】
(6)横浜OL殺害事件 渡辺保さん(69) 娘と妻に「胸張って報告できる」

あすの会副代表幹事を務めた渡辺保さん。「明日の会は生きる糧でした」と話す(加藤園子撮影) あすの会副代表幹事を務めた渡辺保さん。「明日の会は生きる糧でした」と話す(加藤園子撮影)

 《活動を続けるのは、大切な家族のためでもある》

 長女も妻も失ったけど、あの世で再会したときに「お父さん、これだけのことやったよ」って胸張って報告できると思います。妻は今も空の上から「やっぱり優秀な人ね」と感じてくれている…かもしれないですね。あすの会は生きる糧でした。解散は残念ですが、これからは条例研究会で成果を出し、併せて天国で報告したいです。=随時掲載

横浜OL殺害事件 平成12年10月、横浜市瀬谷区の路上で、近くに住む会社員の渡辺美保さんが殺害された。約3年後の15年9月に、自宅から約50メートルの距離に住んでいた美保さんの中学の同級生の男が自首。男は美保さんに好意を寄せいていたが、話をしたことはなかった。男は刑事裁判で否認に転じたが、19年に無期懲役が確定した。18年8月には母の啓子さんが横浜市内の踏切で電車にはねられ死亡した。父の保さんが男に損害賠償を求めた訴訟では、約5510万円の支払いを命じる判決が23年に確定したが、支払いはない。

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