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井の頭公園で矢が刺さったカモ見つかる 台風で保護作業中断

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井の頭公園で矢が刺さったカモ見つかる 台風で保護作業中断

東京都武蔵野市と三鷹市にまたがる井の頭公園で、背中に金属製の矢のようなものが刺さっているカモが見つかった=東京・井の頭公園(桐原正道撮影) 東京都武蔵野市と三鷹市にまたがる井の頭公園で、背中に金属製の矢のようなものが刺さっているカモが見つかった=東京・井の頭公園(桐原正道撮影)

 東京都立「井の頭恩賜(おんし)公園」(三鷹・武蔵野市)で、人工物の矢状のものが胴体に刺さったカモ1羽が見つかったことが4日、警視庁への取材で分かった。カモに衰弱した様子はないといい、警視庁と公園側が連携し保護を試みたが、台風の影響もあり中断。警視庁は鳥獣保護法違反容疑も視野に人為的に刺されたものかどうかなどを調べる。

 三鷹署によると、4日午前11時45分ごろ、同園の弁天橋付近で、通行人から「何かが刺さったカモがいる」と近くの交番に届け出があった。矢状のものは胴体部分にほぼ垂直に刺さっていた。

 現場では同日、公園の関係者や署員らが柄のついた網などで保護を試みたが台風の影響もあり中断し、5日以降に再開する。

 都多摩環境事務所自然環境課によると、同公園内にカモはもともと生息しておらず、野生のカモが外部から飛来したとみられる。竹内高広課長は「クロスボウなどでカモを狙った悪質ないたずらの可能性が高く、早く保護して矢を除去してあげたい」と話した。

 鳥などを標的とした動物虐待では、平成5年1月に都内を流れる石神井川で背中に矢が刺さったカモが発見され、「矢ガモ」として報道され社会現象化した。27年10~11月には兵庫県伊丹市の昆陽(こや)池公園で、胸や頭などに矢が刺さった3羽のカモや、頭部が鋭利な刃物で切断されたカラスの死骸が見つかっている。

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