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法廷内切り付け、殺意否認 仙台、傍聴の2警官被害

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法廷内切り付け、殺意否認 仙台、傍聴の2警官被害

 仙台地裁の刑事裁判で昨年6月、有罪判決を言い渡された直後、傍聴席にいた警察官2人をナイフで切り付けたとして、殺人未遂や威力業務妨害などの罪に問われた山形市の無職、淀川聖司被告(31)は27日、仙台地裁(加藤亮裁判長)の裁判員裁判初公判で「殺そうと思ってやったことではない」と殺意を否認した。淀川被告は宮城県迷惑行為防止条例違反(盗撮)の罪に問われて無罪を主張し、判決時は保釈されていた。

 起訴状によると、昨年6月16日午前10時15分ごろ、仙台市青葉区の仙台地裁法廷で「この腐った司法制度が。俺は冤罪なんだぞ」などと叫び、証言台から傍聴席に乱入。隠し持っていたナイフ2本で警察官2人の背中や顔を切り付け重傷を負わせた上、裁判官らの業務を妨害したとしている。

 盗撮は今年2月、最高裁で懲役1年が確定した。

 仙台地裁が入る裁判所庁舎では事件後、金属探知機による入庁者の所持品検査を導入した。

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