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無期転換直前に雇い止めは「不合理」 元契約社員がバンダイ提訴

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無期転換直前に雇い止めは「不合理」 元契約社員がバンダイ提訴

 無期雇用への転換直前に雇い止めしたのは不合理として、大手玩具メーカー「バンダイ」(東京)の契約社員だった40代男性が、同社を相手取り、従業員の地位にあることの確認などを求めた訴訟の第1回口頭弁論が20日、東京地裁(知野明裁判官)で開かれた。バンダイ側は請求棄却を求め、争う姿勢を示した。

 改正労働契約法では、有期雇用の労働者が平成25年4月1日の施行日から5年を超えて同じ企業で働いた場合、無期契約への転換申込ができるようになった。今年4月1日で満5年となり、各地で無期転換を前に雇い止めされた労働者による訴訟が相次いで起こされている。

 訴状によると、男性は18年5月からバンダイで経費処理などの業務に従事。男性が無期転換の希望をあらかじめ上司に伝えたところ、バンダイ側は男性の業務が減ったなどとして今年3月31日で契約を終了すると通告した。バンダイ側から短時間勤務とする提案などもあったが男性は応じず、契約が終了。男性側は「無期契約への転換を防ぐための不合理な雇い止めだ」と主張している。

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