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【文科省汚職】東京医大、昨年は13人が不正入試 2年で20人近く 8~45点の加点

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【文科省汚職】
東京医大、昨年は13人が不正入試 2年で20人近く 8~45点の加点

 東京医科大(東京都新宿区)の医学部医学科をめぐる不正入試疑惑で、昨年の一般入試1次試験で不正入試が行われたのは13人で、それぞれ8点から45点の加点がされていたことが7日、関係者への取材で分かった。今年の入試の1次試験でも、文部科学省の前局長、佐野太(ふとし)被告(59)=受託収賄罪で起訴=の息子を含む6人に加点されたことが判明しており、2年間で20人近い受験者で不正が行われた疑いがある。

 同大をめぐっては、今年と昨年実施した医学部医学科の入試の2次試験で、女子受験生だけでなく、3浪以上の男子に対しても合格を抑制するための得点操作が行われていたことが判明。得点操作の方法を記したマニュアルが作られ、担当者の間で引き継がれていたとみられる。

 前理事長の臼井正彦(うすい・まさひこ)被告(77)=贈賄罪で在宅起訴=が指示し、事情を知っていたのは前学長の鈴木衛被告(69)=同=と、学務課長の合わせて3人だったことも判明した。

 林芳正文部科学相は7日、東京医科大が医学部医学科の一般入試で女子や3浪以上の受験生の合格を抑制していた疑惑について「性別や年齢などで不当に差別するような入試が行われることは断じて認められない」と批判した。

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