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「人を人とも思わない法律」原告男性が意見陳述 強制不妊訴訟

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「人を人とも思わない法律」原告男性が意見陳述 強制不妊訴訟

旧優生保護法下の不妊手術を巡る訴訟の第1回口頭弁論後、報告集会で話す原告の男性=6日午後、東京・霞が関 旧優生保護法下の不妊手術を巡る訴訟の第1回口頭弁論後、報告集会で話す原告の男性=6日午後、東京・霞が関

 「一人で傷ついている全国の被害者に救いの道を開きたい」。旧優生保護法下で施されたとする不妊手術をめぐり、国家賠償請求訴訟を起こした原告の男性は、6日に第1回口頭弁論が開かれた東京地裁の法廷で裁判に込めた思いを語った。

 車いすの傍聴人も駆けつけた法廷には、介助者用の席も設けられ、手嶋あさみ裁判長が冒頭に「障害をお持ちの方もそうでない方も、同じように傍聴していただきたいと思っている」と呼びかけた。

 原告男性は傍聴席に深々と一礼した後、意見陳述に立った。

 男性は訴訟で国が争う姿勢を示していることについて、「自分の家族がこのような非道な不妊手術を受けさせられたとしても、同じように反論するのでしょうか」と男性。「個人の意思に反して生殖機能を奪うという、人を人とも思わないこの法律が、いかに人々を傷付けてきたのかをご理解いただきたい」と訴えた。

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