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【文科省汚職】「省庁関係なく紹介」「官僚がたくさん手に入る」“霞が関ビジネス”の実態

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【文科省汚職】
「省庁関係なく紹介」「官僚がたくさん手に入る」“霞が関ビジネス”の実態

谷口浩司容疑者が官僚接待に使ったとみられる東京・銀座の高級クラブなどの領収書 谷口浩司容疑者が官僚接待に使ったとみられる東京・銀座の高級クラブなどの領収書

 文部科学省の局長級幹部が相次いで逮捕された今回の汚職事件で、贈賄側の谷口浩司(こうじ)容疑者に指示役がいた疑いが浮上した。「官僚とのパイプ」を強調して企業から資金調達し、中央省庁の官僚を接待漬けにして便宜供与を引き出す。そんな「霞が関ビジネス」の実態が明らかになってきた。(市岡豊大、山本浩輔)

54万円の領収書

 54万5千円、43万9500円、35万8400円…。産経新聞が入手した東京・銀座の高級クラブの領収書には、谷口容疑者が使ったとされる高額の接待費が書かれている。

 関係者によると、谷口容疑者は接待相手を高級クラブの個室に誘い、時にはホステスの体を触らせるなどの過剰なサービスをさせることもあったという。接待費は官僚らから便宜を受けたい企業に負担させていたとみられる。

 こうした「クラブ活動」(関係者)が実を結んだのは平成24年ごろだったといい、その相手こそ文科省前国際統括官の川端和明容疑者だった。

 「省庁に関係なく多数の官僚を順番に紹介してくれることになった」「これで官僚がたくさん手に入る」。谷口容疑者は夜の銀座で、川端容疑者から官僚らを紹介してもらう約束を取り付けた成果を周囲にこう明かしていたという。

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