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【多摩工事現場火災】死者地下に集中、警視庁が現場検証を開始

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【多摩工事現場火災】
死者地下に集中、警視庁が現場検証を開始

 火災があったビル建設現場を調べる捜査員ら=27日午前、東京都多摩市  火災があったビル建設現場を調べる捜査員ら=27日午前、東京都多摩市

 東京都多摩市唐木田のビル建設現場で約40人が死傷した火災で、死亡した5人のうち、4人がビルの地下階で発見されていたことが27日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁捜査1課は出火元の地下3階周辺で炎や高熱の煙が一気に広がり、地下で作業していた作業員が逃げ遅れた可能性があるとみて捜査。同日午前から消防の立ち会いの下、実況見分を開始した。

 作業員らの証言などから、出火直後に現場で停電が発生していたとみられることも判明している。ケーブルなどの電源設備が火災で損傷した可能性があり、現場の状況を詳しく調べている。

 ビルは地上3階、地下3階で、出火当時は地下3階の下の免震構造部分にも作業員がいた。捜査関係者によると、死亡した5人のうち、屋上にいた1人を除く4人は火元の地下3階周辺に集中。このうち、最後に搬送された1人は高温の煙が立ちこめた免震構造部分で見つかったという。

 火災は26日午後1時50分ごろに発覚。捜査1課は地下3階で鋼材の切断作業中、ガスバーナーの火花がウレタン製の断熱材に引火して周囲に燃え広がったとみて調べている。

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