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【文科省汚職】東京医大前理事長ら起訴へ 東京地検 不正合格で贈賄罪

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【文科省汚職】
東京医大前理事長ら起訴へ 東京地検 不正合格で贈賄罪

 文部科学省の私立大学支援事業をめぐる汚職事件で、東京医科大学に便宜を図るよう依頼した見返りに前科学技術・学術政策局長の佐野太容疑者(59)=受託収賄容疑で逮捕=の息子を不正に合格させたとして、東京地検特捜部が同大の臼井正彦前理事長(77)と鈴木衛前学長(69)を贈賄罪で在宅起訴する方針を固めたことが22日、関係者への取材で分かった。

 特捜部は臼井氏らが容疑を認め、捜査に協力するなどしたため在宅のまま調べていたが、不正合格を賄賂に便宜を依頼するなど悪質性が高いとして刑事責任追及は不可欠と判断したもようだ。佐野容疑者と、手助けしたとして逮捕された会社役員、谷口浩司容疑者(47)についても、受託収賄罪と受託収賄幇助罪で勾留満期の24日にそれぞれ起訴する方針。

 関係者によると、佐野容疑者は昨年5月までに計3回、当時医療コンサルタント会社役員だった谷口容疑者の設定で臼井氏と3人で会食。この中で臼井氏は平成28年度に東京医科大が「私立大学研究ブランディング事業」の対象校に選定されなかったため、29年度は選定されるよう申請書の書き方の助言を求めた。佐野容疑者は文字を大きくすることや図表を入れることなどを助言したという。

 その際、佐野容疑者は医学部志望の息子について「東京周辺の医大に入れたいが、どこがいいか」と尋ね、臼井氏が東京医科大を薦めたところ「一番行きたいと思っているのでよろしく」と発言したという。

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