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スパコン助成金詐欺、開発会社元取締役に有罪判決 東京地裁

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スパコン助成金詐欺、開発会社元取締役に有罪判決 東京地裁

スーパーコンピューターの開発を手掛けるベンチャー企業「ペジーコンピューティング」が入居するビル=昨年12月5日、東京都千代田区 スーパーコンピューターの開発を手掛けるベンチャー企業「ペジーコンピューティング」が入居するビル=昨年12月5日、東京都千代田区

 スーパーコンピューターの開発をめぐり国の助成金を不正に受給したとして、詐欺罪に問われたスパコン開発会社「PEZY Computing(ペジー コンピューティング)」元事業開発部長、鈴木大介被告(48)の判決公判が19日、東京地裁で開かれた。中島真一郎裁判長は「公的支援制度の社会的信用を損なう」として懲役3年、執行猶予4年(求刑懲役3年)を言い渡した。

 鈴木被告は起訴内容を認め、弁護側は役割は従属的だったと主張していた。中島裁判長は、架空の請求書を作成して費用を水増し計上するなど「犯行に重要で不可欠の役割を担った」と認定。一方で鈴木被告に直接的な利得はなかったなどとして執行猶予付き判決が相当とした。

 判決によると、鈴木被告は同社前社長の斉藤元章被告(50)=詐欺罪などで公判中=と共謀し、助成事業の開発費を水増しした虚偽の報告書を新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)に提出し、平成26年3~4月、助成金約6億5300万円をだまし取った。

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