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ジャカルタ事件、2審は9月判決 弁護側改めて無罪主張

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ジャカルタ事件、2審は9月判決 弁護側改めて無罪主張

 1986(昭和61)年にインドネシアの日米両大使館に迫撃弾が撃ち込まれた「ジャカルタ事件」に関与したとして、殺人未遂罪などに問われ、1審東京地裁の裁判員裁判で懲役12年の判決を受けた日本赤軍メンバー、城崎(しろさき)勉被告(70)の控訴審初公判が18日、東京高裁(栃木力裁判長)で開かれた。弁護側は「目撃証言は信用できない」などとして改めて無罪を主張、検察側は控訴棄却を求め、即日結審した。判決は9月26日。

 弁護側は、城崎被告は事件当時レバノンにおり、「犯行は不可能」などと述べた。1審ではインドネシア語の法廷通訳に約200カ所の誤訳や通訳漏れがあり、後に証言内容が修正された。このため弁護側は、1審で証言したインドネシア人の証人尋問のやり直しなどを求めたが、栃木裁判長は却下した。

 1審判決によると、城崎被告は1986年5月14日、インドネシアの首都ジャカルタのホテルの一室から日本大使館に向けて迫撃弾を発射し、大使館職員を殺害しようとした。迫撃弾は不発で、死傷者はなかった。

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