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【オウム死刑執行】「一つの区切り」坂本弁護士一家殺害事件捜査に関与の神奈川県警OB、複雑な思い 

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【オウム死刑執行】
「一つの区切り」坂本弁護士一家殺害事件捜査に関与の神奈川県警OB、複雑な思い 

麻原彰晃死刑囚 麻原彰晃死刑囚

 初日、捜査員らがスコップで掘り返そうとしたが、土が硬くて入らず、重機で少しずつ掘り進めた。およそ3日後、白骨化した遺体の一部を発見した。都子さんのものだった。周囲を掘り進めると、徐々に遺体がそろっていったという。

 「早く遺族の元に」。急いで遺体を神奈川県内の病院に運び、司法解剖にも立ち会った。当時、捜査1課の検視官は全員が県外で捜索に当たっていたため、県警本部は空の状態。有事に備えて、検視経験がある警察官を集めて待機させていた。佐藤さんは「そんな事態は後にも先にも経験がない」と振り返る。

 ■終わりではない

 オウム真理教の後継団体の動向確認は、現在も続けられている。捜査関係者によると、同県内には、死刑執行を受けて公安調査庁が立ち入り検査に入ったオウムの後継団体「アレフ」の横浜市神奈川区の施設など、関係する施設が複数あり、県警にはこれらの実態把握などを目的とした専従班が設けられているという。

 かつて東京都内の教団関連施設の捜索に参加した経験がある元県警警備部員の男性は「施設内には延々と麻原(死刑囚)の説法テープが流されており、1週間くらい頭から離れなかった」と記憶をたどる。信者らが捜索の様子を撮影していたため、マスクとサングラスを着用して捜索活動に従事したという。

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