産経ニュース

【森友文書改竄】公文書管理 安倍晋三首相が再発防止策指示 今国会中に結論

ニュース 社会

記事詳細

更新

【森友文書改竄】
公文書管理 安倍晋三首相が再発防止策指示 今国会中に結論

 首相官邸に入る安倍首相=5日午前  首相官邸に入る安倍首相=5日午前

 安倍晋三首相は5日午前、全閣僚が出席する「行政文書の管理の在り方に関する閣僚会議」を官邸で開いた。首相は学校法人「森友学園」をめぐる財務省の文書改竄(かいざん)や防衛省の日報をめぐる不祥事を受け、再発防止策の取りまとめを指示した。今国会中に結論を得ることを目指す。

 会議で首相は「行政全体の信頼が損なわれたことは痛恨の極みだ。深くおわび申し上げる」と陳謝し、「反省すべきは真摯(しんし)に反省し、公文書管理の適正を確保するために必要な見直しを政府を挙げて徹底的に実施する」と述べた。

 その上で、再発防止に向け、公文書に関する法令順守意識の改革を促す取り組みの推進▽行政文書の電子的な管理の充実▽決裁文書管理の在り方の見直しと電子決裁システムへの移行の加速-を指示した。

 政府は財務、防衛両省にヒアリングを行い、具体策の検討に入る。全府省庁の管理状況を横断的に監視する独立のポストを新設する案などが浮上している。梶山弘志行政改革担当相は5日の記者会見で「1カ月ぐらいで形にしたい」と語った。

 一方、麻生太郎財務相は5日の記者会見で、決裁文書改竄問題への責任について「文書管理の徹底などの取り組みを全力で進めることで、大臣の職責を果たしていきたい。進退については考えていない」と述べ、辞任の意向がないことを重ねて示した。

 麻生氏はまた、5日の衆院財務金融委員会で、改竄を主導した佐川宣寿前国税庁長官に関し「職務にきちんと対応していた。適材適所だった」と語った。

「ニュース」のランキング