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【財務次官セクハラ疑惑】会見詳報(2)テレ朝女性社員以外の被害は「具体性なかった」

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【財務次官セクハラ疑惑】
会見詳報(2)テレ朝女性社員以外の被害は「具体性なかった」

福田淳一前財務次官のセクハラを認定し、会見する矢野康治官房長(左)と伊藤豊秘書課長=27日、東京都千代田区(西村利也撮影) 福田淳一前財務次官のセクハラを認定し、会見する矢野康治官房長(左)と伊藤豊秘書課長=27日、東京都千代田区(西村利也撮影)

 --セクハラはメディアの女性に対して行われた

 伊藤氏「組織が異なる加害者と被害者の間で行われたことは、非常に難しい点がある問題。決まったマニュアルがない部分の話と思っている。記者と、取材される側である私どもの関係をどうするか。苦情はどこに持っていけばいいのかなどを含めてよく考え、今後に向けて啓蒙(けいもう)も含めてやっていかないといけないテーマだと思っている」

 --テレビ朝日の女性社員とは別の被害者は、財務省として把握したか

 伊藤氏「4月16日に記者クラブに協力を要請したが、弁護士事務所に寄せられた被害は匿名で電話で1件あった。中身は具体性がなくて、それ以上どう調査すればいいか分からない抽象的なものだった」

 --今回の処分にはその女性に対する被害は含まれていないのか

 伊藤氏「含まれていない」

 --調査はいつ頃に行ったのか

 伊藤氏「弁護士事務所が福田氏から事情聴取したのは4月17日火曜日、21日土曜日、26日木曜日の3回と聞いている」

 --これまでの財務省の一連の対応を振り返って

 矢野氏「調査が財務省の顧問弁護士であることを(公平性がないと)批判されたが、そのあたりについて工夫の余地がなかったか反省したい。そうした中でテレビ朝日から手を挙げてもらい、事実認定ができたので、何とか調査の結果が出たと思っている。今後、仮にこういう事案が発生した場合にどういうスキームで対応するのが良いのかきちんと考えたい」

 --12日に週刊誌の報道があり、財務省としての正式な記者会見は今日初めて。説明しようという姿勢が乏しいのではないか

 伊藤氏「批判は甘んじて受けないといけないと思う。今日初めて結論を出すことができましたので、記者会見をしている。少し対応が後手になったところはあったと思う」

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