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【東日本大震災】津波逃れた「石ノ森萬画館」の職員描いた「風の絆」に共感の輪 宮城~秋田~熊本を結び、防災学習活用も

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【東日本大震災】
津波逃れた「石ノ森萬画館」の職員描いた「風の絆」に共感の輪 宮城~秋田~熊本を結び、防災学習活用も

「風の絆~東日本大震災を駆けた男たち~」 「風の絆~東日本大震災を駆けた男たち~」

 7年前の3月11日。津波に襲われた漫画家・石ノ森章太郎氏の記念館「石ノ森萬画館」(宮城県石巻市)で九死に一生を得た職員らの様子を、漫画家の村枝賢一氏が「風の絆~東日本大震災を駆けた男たち~」という作品で描いた。萬画館と秋田県の横手市増田まんが美術館との助け合いの物語。村枝氏はその後、熊本地震も経験。宮城-秋田-熊本の3地点を結ぶ内容に共感が広がり、防災学習にも使われ始めた。(藤沢志穂子)

 昨年12月9日、熊本県大津町立大津北小学校で「風の絆」の読み聞かせ会が開かれた。漫画をコマ割にしてプロジェクターで投影、萬画館で津波被害にあった木村仁統括部長と村枝氏がせりふを朗読し、津波の画像とともに紹介した。経費は全国から熊本県に集まった熊本地震の義援金で賄われ、生徒たちに保護者ら約150人が集まった。「地震を思い出して、怖くなった生徒もいたようだが、津波の理解は進んだように思う」と村枝氏は話す。

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