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「レベル2津波」完全ブロックへ 浜松の防潮堤かさ上げ 市と静岡県決定

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「レベル2津波」完全ブロックへ 浜松の防潮堤かさ上げ 市と静岡県決定

かさ上げ方針が決まった浜松市沿岸部の防潮堤(県浜松土木事務所提供) かさ上げ方針が決まった浜松市沿岸部の防潮堤(県浜松土木事務所提供)

 一部区間(約1キロ)については完成予定の堤防高がレベル1の津波高より低くなることが判明したため、この部分のかさ上げ費用は県が支出する。

 当初、県と同市は一条工務店の寄付金300億円の範囲内で最大限の防潮効果が得られる設計を検討し、一律13メートルの高さの防潮堤を築くことを決めていた。しかし、一部の場所では津波がこれを越えて侵入することが当時から分かっていたため、地元などからさらなるかさ上げを求める声が出されていた。

 県と同市は平成32年3月末の完成時期は変更しない方針で、同市では現時点で方針を決めないとかさ上げ工事が間に合わなくなるとしてこの時点での予算措置に踏み切った。同市はかさ上げのための総事業費を30年度と31年度の2カ年で25億4千万円と見込んでおり、30年度当初予算案に防潮堤を建設する県への負担金として11億1千万円を計上した。

 県によると、同区域への一律13メートルの防潮堤の整備で浜松市全体の沿岸部の宅地浸水面積は約7割低減できるが、今回のかさ上げで浸水面積の低減分は約8割にまで拡大できるという。現在、同防潮堤の整備は17・5キロの区間のうち、8・7キロが完了している。

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